アイレーシックと過矯正と関係について

アイレーシックでも過矯正はある?

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レーシック手術で最も多いトラブル、それが「過矯正」です。遠視気味になってしまうこの症状。アイレーシックでは、緻密に角膜を削っていくので、他の術法よりも過矯正になりにくいと言われています。

視力が良ければよいというものではない


過矯正とは、「必要以上に近視矯正をしてしまった状態」のことです。遠くのものがよく見えない方にとっては、「遠くのものをはっきり見たい」、という願望は非常に強いものでしょう。

しかし、本や携帯電話・パソコンなど近くのものを見ることの方が多い現代社会では、「近くを見る能力」も大切です。過度の近視矯正をしてしまうと、遠くのものが良く見える代わりに、近くのものが見えづらくなってしまいます。これが「過矯正」です。

目には調節能力があります。そのため、過矯正となった場合であっても、自動的にちょうどいい見え方になるように調整をしてしまいます。この結果、検査上のデータでは異常が出なくなってしまいます。

データ上は異常はなくても、調節筋が常に酷使されている状態ですので、頭痛・めまいなど様々な不快症状が出てしまいます。最悪の場合、鬱になってしまうこともあります。データで判別しづらいので、過矯正が起きているかどうかを見抜くためには、医師側に経験が必要となります。

アイレーシックは過矯正になりづらい?


アイレーシックでは、ハイテク機器によって、一人ひとりの眼の状態を精密に測定し、そのデータに基づいて緻密に角膜を削っていきます。角膜を削るエキシマレーザーの出力を、各人に合わせて調整をすることで、過矯正の発生を最小限に抑えることができると言われています。コンピューターによって、計算・制御をするので過矯正になりにくくなるわけです。

もしも過矯正になってしまったら?


いくら緻密に調整をしたとしても、機械では測定不能な要素・個人差によって過矯正が出てしまうことがあります。アイレーシックの場合には緻密な調整をするので、過矯正になったとしても軽度のもので済みます(軽度の過矯正であれば、時間の経過とともにピントが合うようになるので、自然と治ります)。

だいたいは、点眼薬や内服薬などで調整をすることができます。ピントが合うようになるまで、遠視用のコンタクトレンズを用いてコントロールするという方法もあります。

また、戻し手術(リバース)を行うことで、ほぼ100%予定通りの見え方に戻すこともできます。過矯正を治療するための再手術では、角膜の中央部分ではなく、周辺部分を削っていきます。

アイレーシックの場合、「角膜を多く削るので再手術が難しい」、と言われることがあります。しかし、角膜は周辺部にいくほど厚くなるので、1回目の手術で角膜が薄くなった人であっても、リバース手術を受けることができます。

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